毎年、5月に滋賀の信楽にて開催される「信楽作家市」。
陶器や磁器、ガラスや皮・布製品など、各分野の作家さんによって作られた作品たちが集う、人気のクラフト市です。
全国から応募された作家さんたちが、厳しい選考の上、出展されていますので、作品ひとつひとつのクオリティも高く、人気作家さんたちも多く出展されているので、見応えも十分。
信楽作家市の来場者は約5万人と、毎年すごい賑わいを見せています。
約100名~150名の作家が出展、そして飲食ブースもありますので、家族で楽しむこともでき、おすすめなのです。
開催時期と開催場所
信楽作家市は、滋賀県立陶芸の森にて、毎年ゴールデンウィークの5月2日~5月5日に開催されます。
雨天でも開催されていますが、念のため、公式ホームページなどをご確認くださいね。
- 開催時期
- 2022年5月2日(月)~5月5日(木・祝日)
※雨天決行
- 開催時間
- 9:00~17:00
- 開催場所
- 〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
- 開催会場
- 滋賀県立陶芸の森 太陽の広場
春の信楽作家市と秋の信楽セラミック・アート・マーケットの違い
5月の春に開催される「信楽作家市」、そして10月の秋に開催される「信楽セラミック・アート・マーケット」は、似ていますが、開催される季節だけでなく、その内容にも、大きな違いがあります。
秋の「信楽セラミック・アート・マーケット」は、滋賀県内で作陶される作家のみが出展可能なのに対し、春の「信楽作家市」は、滋賀県内だけでなく、全国から応募した作家さんたちが集う陶器市となります。
ですので、春の「信楽作家市」は、秋以上に様々な作品が見られる機会なのです。
公式HP・インスタグラムなどのご案内
信楽作家市の公式ホームページでは、出展作家さんリストなども公開されています。
ブログやインスタグラム、facebookでも情報を発信されていますので、ぜひホームページを含め、チェックしてみてくださいね。
- 公式ホームページ
- http://www.shigaraki-sakkaichi.com/
信楽作家市へのアクセス
信楽作家市の会場への車ルートは限られている上、4日間で、約5万人の来場者がいらっしゃいますので、特に初日の周辺道路はかなり混みあいますので、渋滞などの覚悟は必要です。
公共交通機関もありますが、車の方がアクセスが良いかなというのが、個人的な意見です。
車でのアクセス
- 京阪神方面:名神高速道路「草津JCT」→ 新名神高速道路 →「信楽インター」より約8分
- 名古屋方面:東名阪自動車道「亀山JCT」→ 新名神高速道路 →「信楽インター」より約8分
- 奈良・和歌山方面:西名阪自動車道 → 名阪国道 →「壬生野インター」より約30分
電車・バスでのアクセス
- JR「草津駅」でJR草津線に乗り換え「貴生川駅」下車 → 信楽高原鐵道に乗り換え「信楽駅」下車、徒歩20分
- 信楽高原鐵道「信楽駅」から、甲賀市コミュニティバスにて「陶芸の森前」または「陶芸の森(陶芸館前)」下車
- JR「石山駅」から、帝産湖南交通バス「田上車庫行き」に乗車、「田上車庫」で「信楽行き」に乗り換え「陶芸の森前」下車
信楽作家市の駐車場
信楽作家市の会場である「滋賀県立陶芸の森」の周辺には、無料駐車場がいくつか用意されており、約250台の駐車が可能です。
駐車場の規模は大きいですが、例年、イベント期間中は、かなり混雑しています。
初日は特にですが、駐車場がすぐに埋まりますので、会場から少し離れたところにある臨時駐車場を利用して、ハイキングがてら行楽を楽しむのも、ひとつの方法かと思います。
滋賀県立陶芸の森 駐車場
- 駐車場の台数
- 普通乗用車 約250台/大型バス 約10台
- 駐車料金
- 無料
- 場所
- 滋賀県立陶芸の森の各所
作家ブースについて
作家ブースは約100ブース、総勢約150名以上の作家さんからなる大規模なクラフト市です。
グループで出展していることもあり、ひとつのブースの中で、いろいろな作品を拝見できることも多いです。
滋賀県立陶芸の森の太陽の広場一帯にテントが設置され、作品が販売されているのですが、じっくり見て回ると1~2時間くらいはかかるかと思いますので、午前中から行くのがポイントかと思います。
飲食ブースについて
名物の土鍋カレーをはじめ、陶板焼きフランクフルトや、土鍋ケーキなど、地元・信楽のおいしいフードや、名産である朝宮茶の生産地でもあるので、お茶の葉などを販売されている物産ブースもあります。
飲食ブース周辺には、簡易的な食事席も用意されていたりと、親切なイベントです。
信楽作家市に出展された器たち
開催年別の信楽作家市の概要
信楽作家市へ行ってきた際のレポートをまとめています。
出展されている作家さんのピックアップや、飲食ブースのグルメなどもご紹介していますので、本記事と併せてご覧ください。
信楽作家市2020(第14回)
第14回目を迎える「信楽作家市2020」は残念ながら、新型コロナウィルスの影響により、イベント自体が中止となりました。
2020年に信楽作家市の出展が決まっていた作家さんは、2021年に出展される予定になっています。
信楽作家市2019(第13回)
第13回目を迎える「信楽作家市2019」。
4月末で平成も終わり、5月1日から新元号「令和」に変わってすぐの開催ということで、2019年は記念すべき新元号で初の信楽作家市となりますね。
2019年は135組の作家が出展されますが、そのうち52組が初エントリー。
信楽作家市ではまだお目見えすることのなかった新鮮なうつわたちが登場しそうですね!
- 開催日時
- 2019年 5月2日(木)~5月5日(日)
※雨天決行
- 開催時間
- 9:00~17:00
- 出展作家
- 135組
信楽作家市2018(第12回)
信楽作家市で新作などを披露する奥田章さん、常連の村上直子さん、古谷浩一さんなどはもちろん、淡いグリーンの器を制作されているマルヤマウエアさんや活躍中の伊藤慎さん、若い層に人気の見野大介さんにも注目。
- 開催日時
- 2018年 5月2日(水)~5月5日(土)
※雨天決行
- 開催時間
- 9:00~17:00
信楽作家市2017(第11回)
奥田章さん、古谷浩一さん、村上直子さん、中川雅佳さんなど、滋賀・信楽の作家を代表する人気作家さんたちの出展はもちろん、安田宏定さん、松本郁美さん、宮崎孝彦さん、福井亜紀さん、加藤裕章さんなど若手の作家も多く出展されていました。
毎年ながら、奥田章さん、古谷浩一さんのブースは、人気の為、混雑していて取材のための写真もなかなかに撮れないほど…。
まとめ
人気作家さんのファンの方ですと、やはりイベント初日に行かれるのが良いと思います。
人気作家さんのブースは、イベント開始早々に人だかりになり、人気の器から完売していきます。
若手作家なども多く、出展されていますので、自分好みの「新しい器探し」も十分に楽しめるかと思います。
飲食ブースには、土鍋カレーやたこ焼き、焼きそばなど、フードも充実していますし、クレープなどのデザートもあります。
何より会場の滋賀県立陶芸の森は、小高い丘のようになっていて景色も良く、行楽にはぴったりの場所です。
芝生もあるので、お弁当とレジャーシートを持って行って、家族で半日遊ぶのも楽しいですよ。
トイレも要所要所にありますので、何不自由なく遊べると思います。
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