信楽セラミック・アート・マーケット

信楽セラミック・アート・マーケット

滋賀県の焼き物の街・信楽にて、毎年秋の連休に開催されるクラフト市「信楽セラミック・アート・マーケット」。
滋賀県に在住している若手クラフト作家を中心に、約100組が出展する大規模な陶器市で、陶磁器やガラス、金属、皮革などの作品が展示販売される人気の陶器市。

会場を同じくする春の「信楽作家市」とは、同規模の陶器市で、信楽焼の技術を継承しつつも、伝統の枠にとらわれすぎないオシャレでモダンな和食器が出品されるので、20代や30代の若い層にも受けの良いイベントです。

飲食ブースも充実しており、野外イベントに肝心なお手洗いなどの施設も数ヶ所有りと充実しているので、行楽がてらに子連れの家族でも、お出かけできる秋の素敵な陶器市。

開催時期と開催場所

信楽セラミック・アート・マーケットの会場

信楽セラミック・アート・マーケットは、滋賀県立陶芸の森にて、毎年秋の3連休に開催されます。
朝9時から夕方5時まで開催されておりますが、最終日のみ夕方4時00分までですので、ご注意ください。
イベントは雨天でも開催されていますが、念のため、公式ホームページもご確認ください。

開催時期
2022年11月4日(金)~11月6日(日)
※雨天決行
※2022年度は9月17日(土)~9月19日(月・祝)に開催予定でしたが台風14号接近のため11月に延期となっています
開催時間
9:00~17:00
※最終日は16:30まで
開催場所
〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
開催会場
滋賀県立陶芸の森 太陽の広場

春の信楽作家市と秋の信楽セラミック・アート・マーケットの違い

信楽セラミック・アート・マーケットと信楽作家市の違い

春の「信楽作家市」と秋の「信楽セラミック・アート・マーケット」は、季節で対になっている陶器市です。

開催される場所も同じですが、春の信楽作家市は全国から応募したクラフト作家さんが選考の末、出展されるのに対し、秋のセラミック・アート・マーケットは滋賀に在住しているクラフト作家さんのみが出展されます。

秋の信楽セラミック・アート・マーケットは、よりディープに滋賀のクラフト作家さんの器を見られるイベントです。

公式ホームページのご案内

信楽セラミック・アート・マーケットの公式ホームページ

信楽セラミック・アート・マーケットの公式ホームページには、イベントに出展される作家さんのリストが記載されています。
ブログやSNSは今のところありませんが、公式ホームページで、開催年の案内ページから出展者リストを見ると、各作家さんの作品やプロフィール・コメント的な概要を拝見することができます。

公式ホームページ
https://www.sccp.jp/park/market/

信楽セラミック・アート・マーケットへのアクセス

信楽セラミック・アート・マーケットへのアクセス

電車・バスの公共交通機関もありますが、少しアクセスが不便なところにあります。

ですが、信楽高原鐵道の「信楽駅」から徒歩3分のところにある「信楽地域市民センター」から信楽セラミック・アート・マーケットの会場近くの駐車場まで、無料シャトルバスが出ていますので、それを利用するのが便利です。

車でのアクセスの方が断然便利だとは思いますが、来場者が数万人と、春とほぼ同規模の来場者数ですので、特に初日は周辺道路の混雑回避のため、早めの会場到着を見込んでいた方が良いと思います。

車でのアクセス

  • 京阪神方面:名神高速道路「草津JCT」→ 新名神高速道路 →「信楽インター」より約8分
  • 名古屋方面:東名阪自動車道「亀山JCT」→ 新名神高速道路 →「信楽インター」より約8分
  • 奈良・和歌山方面:西名阪自動車道 → 名阪国道 →「壬生野インター」より約30分

電車・バスでのアクセス

  • JR「草津駅」でJR草津線に乗り換え「貴生川駅」下車 → 信楽高原鐵道に乗り換え「信楽駅」下車、徒歩20分
  • 信楽高原鐵道「信楽駅」から、甲賀市コミュニティバスにて「陶芸の森前」または「陶芸の森(陶芸館前)」下車
  • JR「石山駅」から、帝産湖南交通バス「田上車庫行き」に乗車、「田上車庫」で「信楽行き」に乗り換え「陶芸の森前」下車

信楽セラミック・アート・マーケットの駐車場

信楽セラミック・アート・マーケットの駐車場

信楽セラミック・アート・マーケットのイベント会場である「滋賀県立陶芸の森」の周辺には、無料駐車場がいくつか用意されており、約250台の駐車が可能です。

駐車場の規模は大きいですが、例年、イベント期間中は、かなり混雑しています。
イベント初日は特に会場に直結している駐車場や、会場付近の駐車場は、すぐに満車になってしまいます。

満車の場合は、臨時駐車場などもありますので、警備員さんの指示にしたがって、駐車してください。
臨時駐車場からは徒歩15分くらいと少し離れてはいますが、ハイキングがてら信楽の街の雰囲気を楽しめると思います。

滋賀県立陶芸の森 駐車場

駐車場の台数
普通乗用車 約250台/大型バス 約10台
駐車料金
無料
場所
滋賀県立陶芸の森の各所

作家ブースについて

信楽セラミック・アート・マーケットの作家ブース

出展されるクラフト作家さんは、約100組。
野外イベントですので、テントが張られ、器やカトラリーが展示販売されています。

信楽を代表する作家、文五郎窯の奥田章さんや、古谷製陶所の古谷浩一さん、器のしごとの村上直子さん、藤原純さん、加藤益造さんらの器が見所です。

イベント初日の人気作家さんのブースは、毎回すごく混み合いますので、お目当ての器やファンの作家さんがいらっしゃる場合は、初日の午前中がねらい目です。

飲食ブースについて

信楽セラミック・アート・マーケットの飲食ブース

春の信楽作家市と同様、名物の土鍋カレーや陶板焼きフランクフルトなど、地元・信楽のおいしいフードと合わせて、焼きそばやたこ焼き、クレープなどの露店がいくつか出ます。

飲食ブース周辺には、即席の食事席も用意されていますが、お昼時にはいっぱいになりますので、レジャーシートなどを持参して、周辺の芝生にて、昼食を食べるのがオススメです!

焼き物の街「信楽」というイメージにかすんで知らない方も多いかもしれませんが、良質な茶葉の「朝宮茶」の産地でもあり、お茶の葉を販売されている物産ブースもあります。

信楽セラミック・アート・マーケットの器たち

開催年別の信楽セラミック・アート・マーケットの概要

各年の信楽セラミック・アート・マーケットの概要

信楽セラミック・アート・マーケットへ行った時のレポートをまとめています。
出展されている作家さんのピックアップなどもしていますので、併せてご覧ください。

信楽セラミック・アート・マーケット2022(第27回)

開催日時
2022年11月4日(金)~11月6日(日)
開催時間
9:00~17:00
※最終日は16:30まで

信楽セラミック・アート・マーケット2021(第26回)

開催日時
2021年11月26日(金)~11月28日(日)
開催時間
9:00~17:00
※最終日は16:30まで
※新型コロナウイルス感染症の流行等の状況が悪化した場合は中止

信楽セラミック・アート・マーケット2020(第25回)

開催日時
2020年9月20日(日)~9月22日(火・祝)
開催時間
9:00~17:00
※最終日は16:00まで

信楽セラミック・アート・マーケット2019(第24回)

開催日時
2019年9月21日(土)~9月23日(月・祝)
開催時間
9:00~17:00
※最終日は16:30まで

信楽セラミック・アート・マーケット2018(第23回)

信楽セラミック・アート・マーケット2018

器のしごとの村上直子さん、古谷製陶所の古谷浩一さん、藤原純さんら人気作家さんたちは、2017年に引き続き出展。
そして1年ぶりの出展となった作家さんは、文五郎窯の奥田章さん、加藤益造さん、宮崎孝彦さん。

全国にファンを抱える奥田章さんのモダンな器と、輪花の器が人気の加藤益造さんが加わると、イベントの内容も濃くなってきますね。

開催日時
2018年10月6日(土)~10月8日(月・祝)
開催時間
9:00~17:00
※最終日は16:30まで

信楽セラミック・アート・マーケット2017(第22回)

信楽セラミック・アート・マーケット2017

古谷製陶所の古谷浩一さんや器のしごとの村上直子さんのブースは、いつもながら開始早々…いや開始前から盛況でした。
こういった陶器市では開始時間があってないようなものなのが、陶器市あるあるですよね。

2017年は文五郎窯の奥田章さんが出展されておらず、珍しいなというのが印象の年でした。

そして2017年に独立されたばかりの期待の新人作家、福井亜紀(ふくい あき)さん、加藤裕章(かとう ひろあき)さんが登場した年でもあります。
モダンでおしゃれな器を作陶されているので、今後の活躍に期待ですね!

開催日時
2017年10月7日(土)~10月9日(月・祝)
開催時間
9:00~17:00
※最終日は16:30まで

まとめ

信楽セラミック・アート・マーケットの会場の滋賀県立陶芸の森

本格的な紅葉には早いですが、秋の信楽セラミック・アート・マーケットは、ピクニックがてらに器を見に行くにはおすすめです。

お目当ての作家さんがいらっしゃるなら、初日の午前中から行くのが必須。
のんびりと行楽を楽しまれるなら、2日目以降が幾分、客足も落ち着いてきて、おすすめです。

人気の陶器市が3連休に開催されるということもあり、車での来場の方で混雑しますので、タイミングが悪いと駐車場の空きを待ったりして、ウロウロすることも多いと思います。

出展が常連の作家であっても、見に来られる方に楽しんでもらえるようにと、新作や限定品の器を披露される作家さんも多いですので、そのあたりも陶器市の見所ですよ。

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