水野幸一さんの銅彩釉のうつわを再入荷。2017/09/15

岐阜の陶芸作家「水野幸一(みずのこういち)」さんのうつわを再入荷しました。

水野幸一の銅彩釉の器

【水野幸一さんの銅彩釉の器】

定番で、大人気の銅彩釉(どうさいゆう)の角皿、中と大サイズ、そして銅彩釉のリム鉢の小・大サイズを再入荷しています。

ややお久しぶりの入荷となりました。
前回の水野幸一さんのうつわの入荷が4月の末なので約4ヶ月ぶりくらいでしょうか。
いつも早々に納品いただけるので、4ヶ月しか空いてないのにお久しぶり感が出てしまうという!

毎年、春から秋にかけて展示会が続く水野幸一さん。
お忙しい合間を縫ってflattoにも納品いただけて、いつもありがたい限りです!

水野幸一 銅彩釉 角皿

銅彩釉 角皿(大)銅彩釉 角皿(中)

サラダなど、ちょっと一品を添えたいときのメインディッシュやワンプレートには大サイズがおすすめです。
リムがあるので、見込み(盛り付ける部分)いっぱいに盛っても、余白ができるから見た目もおしゃれに決まりやすい角皿。
今回は、「大」はゴールドが控えめな焼き色。しっとりした落ち着きのある表情です。

女性用のパスタ・チャーハン・丼ものや、煮魚・炒め物などの副菜用には中サイズ。
ほどよい深さがあるので汁気のあるお料理も安心です。

「中」はゴールドがやや強めの焼き色です。
落ち着きのある銅彩の中に、華やかさのある表情です。

おなじみの皆さまには、毎度同じご説明になってしまって申し訳ないのですが、中には初めましての方もいらっしゃると思うので、簡単にこのうつわの魅力をご紹介します。

まず、銅彩釉(【どうさいゆう】と読みます。水野幸一さんのオリジナルの名称です)の魅力について。
上でも少し書きましたが、銅彩釉は同じ釉薬でも焼き色に差があります。
ざっくり言うとゴールドの出方に強弱があるのです。

同じ窯で焼いても、窯の中の位置によっても変わってきたりもします。

その作家さんがお使いの釉薬の種類にもよりますが、色味や表情の差というのはどのうつわでもたいがいあります。
なぜなら、釉薬の原料は自然のものを使っているからです。

陶芸作家さんは、化学者みたいだなぁと思います。
同じ土、同じ釉薬を使っても表情が変わったりする。
同じ釉薬でも焼き方で色味が全く違う。
釉薬の原料を少し変えるだけでも、まったく違った表情になったりする。
土を変えても、そう。

なので、新しい釉薬のうつわを作る時は作家さんは少しずつ原料を調整してテストピースという小さな土のピースに塗り分けて何度も焼いてみる。
これはまさに化学だと思うのです。

すみません。すっかり話がそれました。

銅彩釉に話を戻します。
色味の差がある銅彩釉。
ゴールドが強いほうは、華やかな印象になりますね。
でも決して派手すぎず、ちょうど良い感じにお料理を引き立ててくれますよ。

銅彩釉はシックで高級感のある雰囲気。
ささっと作って、ささっと盛ったお料理でもグンと引き立て、素敵にみせてくれます。

気合を入れて盛り付けたら、まるでレストランや料亭のお料理みたいになりますよ!

銅彩釉 角皿(大)とスズキのグリル

【銅彩釉 角皿(大)とスズキのグリル 九条ねぎのリゾット添え】

以前、料理人の友人と、カメラマンの友人と撮影会をした時の一枚。
まるでレストランの一品のようではないですか?

もちろん、お料理を作って素敵に盛り付けてくれた友人の力も大きいのですが、やはりうつわの力は大きいですね。

角皿は、テーブルを締まった印象にしてくれるので、ビシッときめたいときにも重宝します。
水野幸一さんの角皿は見込み(盛り付ける面のこと)が円形なので、普通のプレートの様に気軽に盛り付けができます。
盛付けがしやすいのに、盛り映えがとってもするので、うつわ初心者の方にもおすすめの一枚です。

さきほども描きましたが、ほどよい深さを活かして、我が家ではカレー皿としても使ったりします。
ここぞ!というときにも助けてくれるうつわですが、普段使いもしやすい。そんなうつわなんです。

作家の水野幸一さんご自身もお料理をされるからなのでしょうか。
水野幸一さんのうつわは、どれもサイズ感がほどよく、使い勝手がとってもいいのです。

角皿はタタラと呼ばれる、板状にした土をスライスして、型で成形する製法で作られていますが、ロクロのうつわはとっても薄くて軽く、扱いやすいのも嬉しいポイントです。

続いて、リム鉢について。

水野幸一 銅彩釉リム鉢

銅彩釉 リム鉢(小)銅彩釉 リム鉢(大)

見ての通り、存在感のある大きなリムが特徴的なうつわ。
中央のくぼみにお料理を盛りつけて、余白たっぷりにおしゃれに決めてくれる一枚です。

パスタ・煮込み料理・リゾット・丼もの・スープなど、和洋問わずどんなお料理も楽しめます。
お祝いの席やおうちパーティーなど、人が集まる時に、テーブルで主役になる一枚ですね。

底は平らになっているので安定感があり、大きなリムでも安心ですよ。

普段の食卓で、お祝いの席で、たくさんお楽しみくださいね。

最後に、今後の水野幸一さんの展示会情報をご紹介してきますね。

水野幸一さんの展示会情報

【清岡幸道+水野幸一 二人展】


【水野幸一さんの展示会】

  • 開催期間:2017年9月30日(土)~10月13日(金)
  • 開催時間:11:00~20:00(月~土)・11:00~19:00(日祝)
  • 開催会場:表参道 門(東京)さん

【陶磁×漆展 -楽しい時間- (水野幸一×桐本泰一)】

  • 開催期間:2017年10月19日(木)~10月25日(水)
  • 開催時間:12:00~19:00(最終日は17時まで)
  • 開催会場:ギャラリーソラノハコ(東京)さん
  • 備考:在廊予定日:19(木)・21(土) 週末は「盛付けラボラトリー」も開催

今月末から展示会ラッシュですね!

在廊予定など、情報がわかり次第また追記しますが、各展示会の詳細は、主催のお店さんのHPや各SNSでご確認くださいね。

今回は、文字量の多いブログになってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!

台風が近づいている三連休。
みなさま、安全にお過ごしくださいね!