櫻井靖泰さんの生粉引の器のご紹介。

こんにちは。
和食器通販・セレクトショップflatto(フラット)の店長アユミです。

今年から、夫も本格的にflattoのスタッフとして戦力になりましたので、改めて自己紹介をさせていただきました。
今後は、このブログも交代で書いていきますので、わかりやすく毎回名乗らせていただきますね。(o^^o)

さて、先週からその夫がガンガン撮影しアップしてくれております、眠っていた器たち!
ひとまず在庫分はすべてアップできました。
今後は、まずはさらに2名の新しい作家さんの器を入荷予定ですので、こちらはお楽しみにお待ちください♪

そして今日ご紹介するのは、京都府の南丹市という自然豊かな地に工房を構え、器を作られている陶芸作家「櫻井靖泰」さんの生粉引の器です。

『生粉引』と書いて『キコヒキ』と読みますよ。
これは櫻井靖泰さんが数年前から作られている粉引なのですが、一般的な粉引よりも釉薬を濃いめにしているため、やや黄色味がかった色合いで、独特の雰囲気に仕上がっています。

ところどころにある釉だまりがぷくっと可愛らしく、またあえて手跡をつけているのもこの生粉引の特長です。

手跡がついている粉引の器はそう珍しくはないですが、あえて手間をかけて残しているというこだわりっぷりです。

この手跡が手作り感を一層引き立ててくれますし、器のいいアクセントにもなっています。
ちょっと変わった器が好きな方、普通の粉引じゃ物足りない!
なんて方にはぴったりのどこにもない粉引の器です!

また、粉引というと陶器の中でも水分を吸い込みやすいため汚れが付きやすいと言われていますが、櫻井靖泰さんの生粉引は一般的な粉引の器に比べ汚れが付きにくくなっています。

そのため、器をおろす際の「目止め」と言われる作業は必要ありません。
毎回使う前にさっと水にくぐらすだけでオッケーです。

また、白化粧を剥がれにくくするために、ふちは白化粧を落として焼いています。
そのためふちが茶色になっていますが、これも生粉引の特長ですね。

今回アップしている生粉引の器たちは、すべてflattoオリジナル。
自分たちでサイズや形を考えて櫻井さんに作っていただきました!
このどんぶりもその一つ。

作家「櫻井靖泰」の和食器 「生粉引どんぶり」

生粉引どんぶり/櫻井靖泰

作家「櫻井靖泰」の和食器 「生粉引どんぶり」

生粉引どんぶり/櫻井靖泰

こだわったのは一番はフォルムです。

まるっこいかわいいどんぶりが欲しかったもので。
丼ものはもちろんですが、容量も8分目で520mlほどですので、おそばやうどんなどのめん類にもじゅうぶんお使いいただけます。
スープパスタなんかもいいですね。

また、盛り鉢として煮物を入れたり、サラダボウルにもなります。
こんな色々な使い方ができるのは、粉引ならではかもしれませんね。

今回はおそばを盛ってみました。

作家「櫻井靖泰」の和食器 「生粉引どんぶり」とおそば

【生粉引どんぶりとおそば】

櫻井さんの技とこだわり、そしてflattoのこだわりがぎゅっとつまった、ちょっと変わったおしゃれな粉引の器をぜひお試しください!

では、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。