羽生直記さんの工房訪問

flattoでお取り扱いがスタートした金属作家・羽生直記さんの作品。
埼玉の所沢に工房「スタヂオサニー」を構え、鉄のフライパンをはじめ、ランプシェードやオイルランプなど、生活の道具を中心に制作されている若手作家の羽生直記さん。
オブジェなども手掛けており、その芸術センスや、確立された作品の世界観は、ひと目見ただけで魅了される方も多いと思います。

羽生直記さんの鉄のフライパン

【羽生直記さんの作品】

主に関東を中心に展示会をされていますので、関東方面の方はご存知の方も多いと思います。
私たちflattoは、2016年に大阪・堺で開催されていたクラフト市「灯しびとの集い」にて、初めて羽生直記さんの作品に出会い、衝撃を受けたのですよ。

工房が埼玉ということで、先日、お休みを頂いて、羽生直記さんの工房に取材に行ってまいりました(^―^)
flattoで扱わせてもらっている作家さんで関東の方は初です。
京都から埼玉まで、なかなかの距離ですが、新しい作家さんとの出会いは、なんだかわくわくしてしまうもので、道中も楽しいものでした。

羽生直記さんの仕事道具

【羽生直記さんの仕事道具】

工房「スタヂオサニー」に着いて早々、ご自身や作品についての取材をいろいろと受けてくださって、ほんとうに丁寧で、穏やかな人柄の羽生直記さん。

熱が均等に伝わるようにと、少し厚めに仕上げている工夫など、素敵なデザインだけでなく、ほんとうに使い手のことを考え、こだわりを持って、鉄のフライパンを制作されているのですよ(^―^)

羽生直記さんの制作風景

【フライパンの制作実演】

鉄のフライパンの制作過程も見せてもらいました(^―^)

一枚の鉄の板を叩いては、なます。
(※なますとは…熱して常温で冷ますこと。)
その工程を何度も繰り返し、フライパンの形になっていくのです。

機械によってプレス加工される「一般的なフライパン」はどうしても、鉄の厚さが均一にならず、熱の伝わり方にムラがでます。
ですが、羽生直記さんのフライパンは、手作業で丁寧に叩いて仕上げることによって、鉄の厚さが均等になり、熱の伝わりもムラがなく、均等になるのですよ(^―^)

羽生直記さんのランプシェード

【ランプシェード】

羽生直記さんは、フライパンだけでなく、ランプシェードやラックなども作られています。
アンティークを思わせるデザインが素敵ですよね!
こういう世界観が好きな男性も多いと思います。

羽生直記さんのランプシェード

【ランプシェード】

おしゃれな書斎に似合いそうなランプ。
好みがドストライクだからか、ほんとにどの作品をみてもほしくなってしまう。
鉄のアート作品をみているような…そんな気がしてしまうのです。

羽生直記さんのオイルランプ

【オイルランプ】

シンプルなデザインのオイルランプも、羽生直記さんらしいデザイン。
工房の中に作品が点在しているのですが、探すのがものすごく楽しくて、見つけては質問攻めになってしまいました。

羽生直記さんのオイルランプ

【オブジェ的なオイルランプ】

兵隊のオブジェのオイルランプ。
他にもタコをモチーフにしたオブジェもありました。
空想の作品を見ているような気がして、羽生直記さんが鉄で表現する不思議なイメージの世界観がとても好きです。

羽生直記さんのカッティングボード

【カッティングボード】

羽生直記さんは、実はウォルナットなどで作られた木製のカッティングボードも制作されているのですよ。
金属部分は鉄でできています。
このカッティングボードも、flattoで扱わせてもらうことに(^―^)
試作品も使わせてもらってますが、デザイン性&実用性もあって、かなりおすすめなんですよ。
入荷は先になってしまいますが、楽しみにしていてくださいね!

羽生直記さんのカッティングボード

【カッティングボードは2種類】

どちらも素敵なカッティングボード。
余談ですが、羽生直記さんとお友達の木工作家さんから、木を仕入れてるそうです。
埼玉の木工作家さんというと、あの有名な方かなっと思い浮かべてみたり…。

羽生直記さんの工房スタヂオサニー

【スタヂオサニー】

羽生直記さんの工房には、ペガサスのオブジェがあるのですよ。
羽生直記さんの人柄も相まって、なんだか、すごくわくわくした素敵な工房でした。
いっぱい話を聞いたのですが、もっと時間があれば、たくさんお話聞きたいなと思える取材でした。
また埼玉に行ったときは、工房に寄らせてもらおうと思います。

羽生直記さん、ほんとにおすすめの作家さんです(^―^)
今はまだ、フライパンのお取り扱いも4種類のみですが、徐々に増やさせてもらいますね!
お楽しみに!

羽生直記さんのご紹介でした。