気付けばいつの間にかすっかり春の陽気になり、花粉もたくさん飛んでいますね…!
年中鼻炎のわたくしですが、春から秋は花粉でさらに悪化するため、温かくなって嬉しい反面つらい季節がやってまいりました。
さてさて、そんな花粉の憂鬱を吹き飛ばしてくれる嬉しい入荷のお知らせです。
昨年末に、愛媛から地元の丹波篠山にお引越しをされた市野耕(いちの こう)さんのうつわがあれこれ入荷しました。

【市野耕さんの灰釉の器ほか】
松の木の灰を用いた「灰釉」のうつわと、その灰釉の下地に白化粧を施した「彩色(さいしき)灰釉」のうつわたち。
お引っ越しに伴い、今まで使用していたガス窯から電気窯への変更され、焼き上がりの風合いがわずかにですが変わっています。
もともと、焼き上がりごとに色味などやや個体差はありましたが今回の入荷分はグリーンの色味がより強く、そして深いように思います。
各種サイズのお皿や鉢類のほか、灰釉の花器と彩色灰釉の花器・片口・ぐい呑みも入荷しています。
市野さんの花器や酒器はすべて一点もの。
その時の気分やインスピレーションで作られるので、同じものは二つとありません。
また、画像の左端の布の上に並んでいるのは「山土」シリーズの花器とぐい呑み。
名前の通り、市野さんが山から採ってきた土を使って焼いた器です。
大きめの鉄点が入っていたり、粗目の土の感じがとってもいい感じです(^ー^)
市野さんのインスタグラムに時々登場するのですが、以前からずっと気になっていて。
納品のタイミングで、お手元に在庫があるとのことでぜひにと一緒にいただきました!

【市野耕さんのマンガン釉の器】
続きまして、こちらはマンガン釉の器。
マンガンという金属が含まれた釉薬で作られており、本物の金属のような風合いでカッコいいシリーズ。
葉紋皿の器も入荷していますが、葉紋のデザインが今回より少し変わっています。
以前はマンガン釉のみ、リム部分にすべて葉紋が入ったデザインでしたが、葉紋がリム部分とリムのふちに入ったデザインになりました。
また、こちらも風合いが少し変わっています。
マンガン釉は以前もガス窯でしたが、窯が変わったため、わずかに焼き上がりの風合いが変わっています。
お写真ではきっと違いが伝わりにくいですね…(^^;
質感がややザラっと感が出たような感じです。
結晶の出方や釉薬のちぢれ具合の差でしょうか。
また、釉薬の濃淡で生まれる表情の出方がちょっと変わったように思います。
とはいえ、マンガン釉も焼き上がりごとに個体差があったのでどこまでが窯の影響かわかりませんが(^^;
オンラインショップのお写真も差し替える予定ですが、画像でどれだけ伝わるのか少し不安です。。
お近くの方は、ぜひ店頭にて実際に手に取って変化もお楽しみくださいね。
それでは、市野耕さんの器の入荷リストです。
●市野耕さんのうつわ入荷リスト
- 灰釉 3寸鎬皿
- 灰釉 4寸花皿
- 灰釉 5寸リム鎬皿
- 灰釉 7寸リム鎬鉢
- 灰釉 花入
- 彩色灰釉 ぐい呑
- 彩色灰釉 片口
- 彩色灰釉 5寸リム鎬鉢
- 彩色灰釉 輪花小鉢
- 彩色灰釉 花入
- 彩色灰釉 花入(小)
- 山土 ぐい呑
- 山土 花入
- マンガン釉 3寸皿
- マンガン釉 4寸葉紋皿
- マンガン釉 7寸葉紋皿
- マンガン釉 6寸鉢
- マンガン釉 7寸盛り鉢
- マンガン釉 輪花小鉢
- マンガン釉 八角皿
まずは店頭のみでの先行販売中です。
店頭のみでの販売中は、取り置き・通販不可です。ご了承ください。
今月中にはオンラインショップでも販売の予定です。
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花器・酒器類は店頭のみでの販売とさせていただく可能性もございます。
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