水野幸一｜コッツウォルズ フリーボール

ナチュラルで素朴な風合いが可愛らしい「コッツウォルズ」のフリ―ボール。

径が約15cm・高さ約7cmで、名前の通り用途は自由に色々と。

大きめの飯碗、もしくは小どんぶりとして・副菜用・サラダや汁物などに。

和洋問わず、どんなジャンルのお料理にも合って素敵に引き立ててくれますよ。

器の裏面には、水野幸一さんの銘が入っています。

水野幸一さんの窯である「一窯（はじめがま）」のイニシャル「h」や、水野幸一さんのお名前である「幸一（こういち）」の「k」など様々。

基本的に、ろくろで制作されたものは銘が「k」。

ろくろ以外の製法で作られた場合は銘が「h」となります。

また、高台部分は釉薬が施されておらず土色が見えています。

水分を吸いやすいですので、洗った後は裏を上に向けてよく乾かしてくださいね。

スッと立ち上がったシルエットがスタイリッシュで、ナチュラルなコッツウォルズの風合いとあいまってすっきりした印象に。

また、驚くのはその薄さと軽さ。

薄作りなのでとっても軽く、扱いやすいのも嬉しいポイント。

薄くても、高温でしっかり焼き締めてあるので丈夫です。

また、汚れ止めの処理もしてくださっているため、届いたその日からすぐにお使いいただけますよ。

ところどころに見られる鉄点と、口元の銅彩のラインが、アクセントを効かせている銅彩釉のフリーボール。

内側はろくろ目もみられ、手作りの味わいをいっそう感じさせます。

また、水野幸一さんが作陶される「コッツウォルズ」シリーズの名前の由来ですが、イギリスにある自然豊かな丘陵地帯「コッツウォルズ」に、ちなんで名付けられました。

古き良きイギリスの村のイメージで「英国で最も美しい村」と称されるほどのコッツウォルズの景観。

その素敵な空間をテーマとして、生まれたのが「コッツウォルズ」シリーズの器です。

その素朴でナチュラルなデザインに惹かれる方も多く、他の作家さん（特に女性作家さん）からの評価も高いシリーズです。

水野幸一さんの器は、「手仕事の味わい」を大切に、ひとつひとつ手作業で作られています。

特にコッツウォルズシリーズは、釉薬の特性上グレーからやや黄みがかったものと、色味に多少の個体差が生じることもあります。

また、口元に施されている銅彩釉のラインも、滲み具合でラインの太さが多少変わってきます。

特に、今回は展示会用に制作いただいた器のため、あえて一つ一つサイズを少しずつ変えており、個体差が大きくなっています。

複数ご注文の際は、なるべくサイズを揃えてご用意しますが、在庫に限りがありますためサイズの個体差についてはご了承くださいませ。

コッツウォルズシリーズには、「プレート」や「角皿」、「鉢」など各サイズで揃えております。

他にも「めし碗」や「マグカップ」など、バリエーションが豊富。

他のうつわとも合わせやすいのが「コッツウォルズ」の魅力のひとつですが、特にコーディネートしやすい銅彩釉シリーズと合わせるのもおもしろいですね。