杉原万理江｜カップ丸（白系）

径が10mほどのサイズで、柔らかな丸みのあるかたちが可愛らしいカップです。

ややグレーがかった青みのある白で、スッキリとした爽やかな印象。

釉薬の流れで、グレーような色が強めのところと白のグラデーション模様がみられます。

また、キラキラと輝く結晶や、雲母の黒点も味わいを深めてくれ、味わいを感じます。

ゆっくりティータイムを楽しみたいときに、小皿に和菓子を添えて、一緒にいただくと、おうちカフェ気分を味わますね。

また、来客のおもてなしにも重宝します。

素敵なカップで楽しむお茶はいっそう美味しく感じられ、お客さまにもとっても喜ばれますよ。

高台の内側、中央に銘が入っています。

下のお名前の万理江（まりえ）さんから一字を取って「ma」と、筆記体の流れるような書体で彫られています。

ひとつひとつ手書きのため、すべて少しずつ銘も異なります。

手作りの証である銘は、作家さんの息づかいを感じられるようですね。

また高台部分に線彫りが施されており、隅々までこだわって作られている作家さんのこだわりが感じられます。

細やかな手仕事の様子にも驚かされるばかりです。

カップ丸（白）は、清楚で爽やかな白。

何度も試験を重ね、たどり着いたその色は決して量産の器では見られない、味わいのあるお色。

優しい色味で、食卓を優しく素敵に彩ってくれます。

きらきらと輝く結晶は器を華やかにみせてくれ、味わい深い白がいっそう表情豊かに楽しめますね。

ぽつんとみられる点は、土に加えられた雲母によるもの。うつわのアクセントとなり、より味わいを感じさせてくれます。

釉薬の流れのよく出ているものは、グラデーションのような景色がとっても素敵です。

杉原万理江さんの器は、どれも薄づくりで軽く、扱いやすいです。

またスタッキングやお手入れのしやすさも考えてデザインするなどの工夫をされており、女性ならではの視点で、普段使いに嬉しい工夫がされています。

杉原万理江さんの器は「手仕事の味わい」を大切に、ひとつひとつハンドメイドで作られています。

「色の表情」・「釉薬の流れ方」や「雲母」・「結晶」の出方などはすべて異なります。

手作りの味わいと、作風としてご理解いただき、一期一会の出逢いをお楽しみいただければ幸いです。

カラーバリエーションも豊富な杉原万理江さんのうつわ。

どれも優しい色味で食卓を優しく包み込んでくれます。

形は、輪花や葉っぱのような自然を感じられる形を始め、四角・六角・ひし形など、柔らかなフォルムの女性らしい器たちです。