サブロウさんの故郷である滋賀県の、琵琶湖の湖面をイメージして作られた丸鉢の中サイズです。
径17cmで高さが3.5cmほど。
落ち着いた雰囲気のなんど色と、きらきらと揺らめく湖面のような模様が素敵にマッチしていますね。
「なんど色」は藍染めの一つで、緑色を帯びた深い青色をいいます。
おしゃれな和の雰囲気を感じられる素敵な色味ですね。
独自にブレンドして生み出されるサブロウガラスの色。
なんど色は水の色のようで、より水面の雰囲気が感じられます。
湖面のような模様の部分は、何気ないようですが、一つ一つバランスを考えてパーツを配置されており
サブロウさんのセンスとこだわりがみてとれる作品となっています。
また、複数の色を混ぜることで色に奥行きが出ていますが、
全体にちらばっている黒い粒子も良いアクセントとなっています。
丸鉢の中サイズは、メインから副菜、デザートまで、多用途に使える使い勝手の良いサイズ。
深みのあるなんど色は、夏野菜など鮮やかな食材が良く映えます。
サラダやフルーツ鉢として夏には特に涼し気にお楽しみいただけますが、
深みのある色のせいか、寒々しくもないため、
パスタ・サラダ・煮物などに、季節を問わずお楽しみいただけますよ。
十分な深さもありますので、汁気のあるお料理も安心なのが嬉しいですね。
お刺身やカルパッチョ、カプレーゼなどを盛ると、
いっそうおしゃれに、またより涼し気にみせてくれますよ。
電気窯を用いた「キルンワーク」という技法により作られるサブロウガラス。
粒状のガラスとパウダーのガラスを組み合わせ、窯で溶着し、削って整えたら今度は型にのせ、
低めの温度で再度焼き、ガラスを曲げてお皿の形にしてようやく完成となります。
古くからある、とても手間のかかる技法ですが、その分いっそう味わい深い仕上がりとなります。
また、キルンワークで生み出されるサブロウガラスは安心感のある厚みで日常使いしやすく、
重なりも良いので収納もコンパクトに収まりますよ。