板ガラスに溝を彫り、色粉を詰めて模様を描いている「あやいと」シリーズの豆皿。
9cm角ほどのサイズの小さな角皿で、お漬物などの箸休めの一品用のほか、副菜を少しずつ盛って豆皿コーディネートを楽しむのもおすすめ。
「さみだれ」は、ランダムなストライプ模様で五月の長雨を思わせるデザイン。
雨が多いと言われる富山にお住まいの、サブロウさんならではのデザインではないでしょうか。
「キルンワーク」と呼ばれる電気窯を用いた製法で作られるサブロウさんのガラス。
色粉を詰めた板ガラスに、もう一枚板ガラスを溶着して模様を閉じ込め、周りを切り落としたり表面を研磨してガラスを整え、自作の型に乗せて再度窯入れし、ガラスを曲げて成型しようやく完成。
いくつもの工程を経て作られており、とても手間がかかっています。
また、模様の一部に気泡が入っているものもあります。
気泡の入り方はランダムですが、線が重なる部分ほど溝が深くなるので気泡が入りやすいそう。
電気窯ならではの独特の雰囲気が生み出され、魅力的な一枚。
ほどよい厚みもあるので、普段使いにも安心してお使いいただけます。