オリエンタルな風合いの草花紋や、象形文字のような絵柄が描かれた象嵌のポット。
8分目の容量が380mlほど。
丁寧に作りこまれた茶こし部分がついているので、茶葉をそのまま入れてお茶を楽しめます。
注ぎ口のキレもとっても良いですよ。
大きめの持ち手で、安定感もあります。
象嵌(ぞうがん)は、ベースの土を彫ったり削ったりして別の土を埋めこんだもの。
武曽さんの象嵌は、土を掻いて絵柄を描いたところに白化粧を埋めています。
藁灰の表情と化粧のすっきりした白のコントラストで、渋かわいいレトロな雰囲気。
少しかすれたような化粧や、鉄の黒点も味わいがありますね。