岐阜で制作されているShiki(シキ)さんの、漆器のお盆。
渋めのシックなブルーが美しいです。
サイズは径21.5cmほどで、やや小ぶりサイズです。
目安としては、急須と小ぶりなお湯飲み2つ分ほど。
カップとお茶菓子を添えて、ゆっくりおやつタイムを楽しむもの素敵です。
※添えている小皿は7cm径ほどの小さな豆皿です。
浮造り(うづくり)という技法で作られており、木目の細かな凹凸が楽しめます。
※浮造りとは、木の表面を削り、木目を際立たせたせる技法。
木目には、成長が大きく柔らかい夏目(なつめ:木目のうち、幅の広い部分)と成長が少ない冬目(ふゆめ:木目のうち、幅の狭い部分)とあります。
表面をブラシ状のもので削ったりすることで、柔らかい夏目が削れ冬目が際立ちます。
裏面も浮造りの加工がされています。
高台まわりのふちのカーブは、指をかけるのにちょうどよいラインで仕上げてあり、使い勝手もとても良いです。
漆は、熱湯・油・酸などにも耐性があり、日常使いでも気兼ねなくお使いいただけます。
扱いが難しいというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実はお手入れも簡単。
使った後は普通のスポンジと洗剤で洗い、水気を拭き取ってからおしまい下さい。
劣化の原因となる紫外線(直射日光)を避け、金属のカトラリー等でキズが付いたりしないようにすることだけ気を付ければ大丈夫です。
詳しいお手入れについても、お手入れのカードをお付けしていますので安心してお使いいただけますよ。
ブルーの漆器は、顔料を混ぜた漆で拭きあげて仕上げています。
濃度の異なる漆を使うことで、濃淡のある表情を生み出しています。