福井の陶芸作家「武曽健一(むそ けんいち)」さんの「絞手(しぼりで)」の4寸皿。
径13cmほどの小皿で、和え物などの副菜用や小さなスイーツのうつわに。
オリエンタルなタッチの草花紋などが描かれた、アンティークのような風合いが素敵な小皿。
カップのソーサーとしてもちょうどよいサイズです。
武曽健一さんの絞手は、ベトナムの焼き物の技法である「安南手(あんなんで)」をモチーフに、独自の技法で作られています。
土に線彫りをして絵柄を描き、呉須(ごす)や鉄で絵付けをしています。
焼成時に釉薬と一緒に呉須や鉄も流れて滲み、この味わいのある表情が生まれるのです。
線彫りの跡なども表情のアクセントとして景色となっています。
青花は呉須だけで絵付けしたシリーズ。
クリスマスの食卓にもぴったりな、洋風の風合いも楽しめる器です。
釉薬の濃淡、また窯の中の位置などで滲み具合はそれぞれ。
個体差が出やすいですが、一期一会の出逢いをお楽しみくださいね。