高橋燎(つちこねる製陶所)さんの、薪窯で焼成したトルコブルーのゴブレット(角)。
径6.5cm・高さ10cm・容量が8分目で85mlほどの小ぶりサイズ。
ワインや日本酒などのアルコールのグラス代わりに。
珍味などおつまみを盛ったり、蒸し物をちょこんと盛ってもおしゃれですね。
火のあたりによって、様々な表情を見せてくれる薪窯のうつわ。
酸素が薄くなると還元がかかって紫のような色味になったり、灰がかかった部分は白っぽくなったり。
立ちものと呼ばれるカップや鉢類は釉薬が流れやすいため、より味わいのある景色が楽しめます。
とろりと垂れた釉薬、雫のような釉だまりなど、とても味わいがあり美しいですね。
こちらのゴブレット(角)は、高橋燎さんの理想の焼き上がりとなった逸品。
還元や灰のかかり具合や釉だまり。
狙ってできるものではないだけに、思い入れの強い作品だそう。
腰から底にかけては無釉の仕上げ。
火のあたりや土に含まれる鉄分などで、赤みが見られる部分もあります。