高橋燎(つちこねる製陶所)さんの、薪窯で焼成したトルコブルーの面取りカップ。
径8cm・高さ11cmで、容量が8分目で180mlほど。
面取りのデザインで、持ちやすく手になじむカップ。
口元は丸みを残して口当たりを良くしています。
赤や黄色などの発色の良い食材や白系のお料理と相性が良いトルコブルー。
日本酒を入れると釉薬の色味が楽しめ、コーヒーは良く映えます。
火のあたりによって、様々な表情を見せてくれる薪窯のうつわ。
酸素が薄くなると還元がかかって紫のような色味になったり、灰がかかった部分は白っぽくなったり。
立ちものと呼ばれるカップや鉢類は釉薬が流れやすいため、より味わいのある景色が楽しめます。
とろりと垂れた釉薬、雫のような釉だまりなど、とても味わいがあり美しいですね。
腰から底にかけては無釉の仕上げ。
火のあたりや土に含まれる鉄分などで、赤みが見られるものもあります。