木下和美｜白磁蝙蝠豆皿

少し変わったデザインの、足つきの蝙蝠豆皿。

中国ではコウモリは縁起物とされているそう。

中国茶がお好きな木下和美さんならではの作品。

サイズは、幅10cm・奥行6.5cmほど。

小さな豆皿なので、箸休めの一品や小さなお茶菓子を添えてお楽しみください。

アクセサリーなど、小物を置いてインテリア小物としても楽しめますね。

器の裏、中央あたりに「kazumi.k」と銘が彫入れてあります。

ちなみに、黒釉の器は主にお名前の一文字をとった「和」の銘が入っています。

銘一つとっても様々で、手作りの証でもあるこの銘に、作家さんのセンスが表れているようで素敵ですね。

また、裏側はおしゃれな4つ足のデザインになっています。

蝙蝠をモチーフにした、おしゃれなかたちのお皿。

ふちは、薄めに削りが施されて優しい手触りに。

他にも、細い筒状の道具で穴をあけて、磨いて仕上げたり。

あちこちに、細かな手仕事の様子が感じられる仕上がりです。

マットでなめらかな、木下和美さんの白磁。

釉薬が練りこまれているとてもクセのある土で作られているそうですが、扱いがとても大変だそう。

また、このなめらかな質感に仕上げるために、成形後と焼成後に、耐水ペーパーで何回も丁寧に磨かれています。

とっても手間暇をかけて作られている器なんですね。

陶器に比べ、磁器は個体差が少なく、木下和美さんの白磁の器も焼き上がりによって色味などの個体差はまったくと言っていいほどありません。

とはいえ、もちろん手作りですからサイズや形状にはわずかな個体差はあります。

個体差も味わいの一つとご理解いただければ幸いです。

flattoでお取扱いのある木下和美さんの和食器ラインナップは、白磁の他、白磁銀彩・マットな黒の「黒釉」と黒に銀を施した「黒釉銀彩」のうつわがあります。

定番のカップ＆ソーサーを始め、豆皿・大皿・小鉢・大鉢・飯碗に、ポットなどの茶器などバリエーションも様々。

どれもラインが美しく、女性ならではの素敵なうつわばかり。

磁器土は陶土に比べ扱いにくいそうですが、白磁のうつわに使用されている釉薬が練りこまれた土は、さらに扱いが難しい土。

制作にとても手間もかかるため、黒い器に比べるとあまり頻繁に入荷はできませんが、ご了承くださいね。