釉薬の濃淡で生まれる味わいある表情に、雲母の黒点がアクセントを効かせた「灰釉雲母(はいゆう うんも)」の径23cmサイズのリム大鉢です。
外側は濃淡のあるモスグリーン。
内側は少し青みのある白。明るいところで見るとすっきりしたきれいな青みがわかります。
雑木の灰を調合した釉薬ですが、釉薬の濃淡などで色味には個体差があります。
外側の黒っぽいところは釉薬が薄い部分で、土の色味が透けています。
うつわの表情に奥行きが出るよう、一部意図的に釉薬の濃淡をつけています。
内側も青みの強弱や焦げの風合いなど、色味の差が出やすいです。
径23cm・高さ5.5cmほどのサイズで、2〜3名分のおかずの盛り鉢サイズ。
お一人用にはパスタやカレーなどもゆったり盛れ、おうちカフェ気分も楽しめますよ。
粗めの土を使用しているため、石が表面に顔を出していたり裏側には石で引きずられてできた引っかいたような跡があったりと、土ものらしい表情も見せてくれています。
裏側には、加藤裕章さんの銘「hiro」の字が彫り入れてあります。
釉薬で銘が見えづらくなっていることもありますが、ご了承ください。