野村佳苗さんの「色絵 湯呑カップ」。
口径7cm・高さ9.5cmほどで、容量120ml(8分目)の半磁器のカップ。
呉須と上絵で、ヘデラ(アイビー)をモチーフにした花唐草と鹿が描かれています。
見込みの中央にもワンポイントでお花が描かれているのがとっても可愛らしいです。
鹿なので、奈良の作家さんと思われることもあるのですが、野村佳苗さんは滋賀県で作陶されていらっしゃいます。
この鹿は、flatto(フラット)の店舗がある比良(ひら)エリアで見られるため、描いていただいています。
お茶の湯呑としてのほか、コーヒーやお酒のうつわにもおすすめ。
半磁器なので、磁器のなめらかさと土ものの味わいのどちらも楽しめます。
貫入(かんにゅう)と呼ばれる釉薬の表面にできる細かなヒビ模様が入っており、使い込むうちに貫入が目立ってきます。
「器を育てる」過程も楽しみながら、長くご愛用くださいね。
高台の中央部分には、ひらがなの「の」を少し崩したような、野村佳苗さんの銘が彫り入れてあります。
電子レンジのご使用は可能ですが、過度な加熱は絵付けの劣化が進むことがありますのでお避け下さい。
食洗機も、絵付けが色褪せたり剥がれの恐れがありますのでお避け下さい。