茨城県石岡市にて工房「アトリエ・ツム・タール」を構える、鈴木美汐さんの「ラウル」シリーズの7寸皿です。
径21.5cmほどのサイズでメインもゆったり。
軽めのワンプレートご飯にもおすすめですし、2〜3名分のおかずの盛り皿や5号サイズまでならホールケーキにも。
マット調の優しいオフホワイトの周りに描かれた、濃淡のある優しいグリーンの葉模様がとっても可愛らしいです。
ふちには茶色の釉薬を筆で塗ってあり、全体のアクセントになっています。
ケルト語で「緑」を意味するラウル。
鈴木さんが旅先で出会ったケルトの森からインスピレーションを受けて作られたシリーズ。
削りの細工で葉を表現し、釉薬で色付けしています。
にじんだような優しいグリーンで、ナチュラルな風合いがとっても可愛らしいです。
ベースは、白いマットな釉薬で優しい風合い。
釉薬の表面に、貫入(かんにゅう)と呼ばれるヒビ模様が入っています。
これは、焼成の際に土と釉薬の収縮の差で釉薬の表面にできるもの。
使い込むうちに、お料理の色などが入り込んでいき、だんだんと目立ってきます。
お料理を盛る前に水にくぐらせるとシミが入りにくくなり貫入が目立つのも緩やかになりますが、完全に防ぐことはできません。
育てるうつわの味わいをお楽しみくださいね。
裏側には「アトリエ・ツム・タール」から取った、タール(Tal)のサインが入っています。