ガラスに様々な風景を描いた「風景のドローイング」シリーズのロンググラス。
径8cm・高さ11cmほどのサイズで、8分目で210mlほどとたっぷり容量。
たっぷり水分補給をしたい夏のグラスにはもちろん、朝食のミルクやフルーツジュースなどに、夜はビールなどのお酒のグラスにも。
ほどよい薄さで口当たりがよく、手にもよくなじむ使い勝手のよいグラスです。
こちらは雨をモチーフにしたデザインで、ランダムに刻まれた細かいストライプ模様がおしゃれ。
とっても小さな気泡も入っており、繊細な風合いが素敵です。
作り方は、ガラスを吹く際に粉ガラスをまぶして吹き、表面が白っぽいガラスを作るところから始まります。
それを削ったり磨いたりすることで模様が出来上がります。
「あめ」のグラスは、細かな線状の削り加工で表現されています。
削ったあとに再加熱することで削った部分が透明になるのですが、触ってみるとわずかに凸凹があり削っている様子がわかります。
こうして通常の吹く作業にひと手間加えることで、より表情豊かな味わいのあるガラスに仕上がってるんですね。
ちなみに白っぽい部分も、もとは透明の粉ガラス。
気泡や光の反射によって白くみえるのだそうですが、なんだか不思議ですね。