安福由美子さんの工房訪問

岐阜の女性作家・安福由美子(やすふくゆみこ)さんの工房にお邪魔させてもらい取材させてもらいました。

安福由美子さんとの出会いは去年の秋、大阪・堺で開催されていた「灯しびとの集い」にて。
実は、灯しびとの集い以前から、安福由美子さんの作品が気になっていて、「灯しびとの集い」に出展されるということで、会いに行かせてもらって、お声がけさせてもらいました(^―^)

安福由美子さんの器

【安福由美子さんの器】

モダンな器のデザイン、シックでアンティークのような雰囲気の質感。
シンプルでいて、存在感を感じさせる佇まいの安福由美子さんの器にひとめ惚れしちゃったんですよ。

もうね、どの作品も素敵で、宝の山を見ているような…そんな心地よい時間でした(つд`)

安福由美子さんの錆釉

【安福由美子さんの錆釉】

中でも個人的に好きなのが、錆釉(さびゆう)と呼ばれるシリーズ。
陶器の器ですが、金属のような質感に仕上げられた器。
このアンティーク感がなんともたまりません。

安福由美子さんの和食器

【器のバリエーション】

錆釉だけではなく、ホワイトやブルーグレー、ブラックなど色味のバリエーションはもちろん、かなり多くのデザインの器を制作されています。
テーブルや棚に所狭しと器が展示されていましたが、どれも上品で気品の感じる作品ばかり。
圧巻ですよね。

安福由美子さんの展示

【棚の作品】

モダンな和で統一された空間。
オブジェや花器も制作されていて、どれもセンスが光るものばかり。
安福由美子さんの世界観が好きです(^―^)

安福由美子さんのオブジェ

【花器とオブジェ】

何気に置かれているオブジェですが、「静」と「動」のバランスが心地よいといいますか、美術館を見て歩いているみたいで、つい見入ってしまい、カメラに収めてしまいます。

安福由美子さんの花器

【花器】

花器ひとつにもこれだけ、種類が…。
きっと過去の作品をすべて合わせると、とんでもない種類になっちゃうんでしょうね。
flatto(フラット)では花器のお取り扱いがないのですが、見ているとラインナップに並べたくなっちゃいます。

安福由美子「錆釉オーバルプレート」

【錆釉のオーバルプレート】

気になる器のひとつ。
安福由美子さんの作陶される、このオーバルの器と、写真にはないですが、八角形の長皿はデザイン性も高く、メイン料理などに主力として活躍してくれそうですよね。

安福由美子さんのろくろ場

【ろくろ場】

中庭の横にある一室で作陶されています。
ものすごく整理されている、ろくろ場でした。
すぐ横には、きれいな中庭。
モダンな雰囲気の縁側があり、「ああ、こういう暮らしがしてみたい」と憧れてしまいました。

ご本人は、何事にも、ご謙遜されることが多くありましたが、安福由美子さんの上品で素敵なお人柄は、隠しても、にじみ出ていて夫婦共々ほんわかさせてもらいました(^―^)

ほんと素敵な方だと感じます。

取材の度に思うのですが、作家さんの人柄を知ると、もっと、その器が好きになっちゃうんですよね。
人の手から生まれる器というのを、なんだかすごくリアルに感じられるのですよ(^―^)

安福由美子さんのテストピース

【テストピース】

釉薬のテストに使われるテストピース!
ふと作業場で、目に映ったので撮影(笑)

安福由美子さんはテストピースまで、素敵だ(^―^)
クッキーみたいでかわいいですよね。
陶芸が好きで、楽しみながら仕事をなさっているのが、一番伝わる風景ですよね。

安福由美子さんの器を使った手料理

【安福由美子さん手作りのランチ】

厚かましくも、安福由美子さんの手料理を頂きました。
お昼に、このハイレベルな手作りランチ!
以前にカフェをされていたご経験のある安福由美子さん、ランチもオシャレなカフェレベル。
ものすごくおいしかったです。

レシピを聞いたので、今度試してみます。

取材や談話をさせてもらうこと数時間。
楽しくて、あっという間の岐阜の滞在でした。
ほんとうに何から何まで、言葉にできないほど感激でした。
安福由美子さん、ほんとうにありがとうございました。

flatto(フラット)のラインナップに並ぶ時が、今から楽しみで待ちきれません(つд`)(笑)
でも今はまだ、展示会用の器の制作にお忙しいそうで、
納品されるのはまだずいぶんと先になりそうですので、その日が来るまで楽しみにしていてくださいね。

では、今日はこの辺で。
女性作家・安福由美子さんのご紹介でした。