羽生直記さんの鉄フライパン他が新登場!

flatto新登場の金属の作家さん「羽生直記」(はにゅう なおき)さんの鉄の作品を入荷しましたのでご紹介します。

今回入荷した鉄の作品はフライパンと鍋敷き。

羽生直記さんの鉄の作品

【羽生直記さんの作品】

6作品全9点の入荷です。

埼玉県は所沢市の、自然豊かな立地に工房「スタヂオサニー」を構える羽生直記さん。
鉄で「暮らしの道具」を作られています。

食に関する道具以外にも、ランプシェードやウォールフック・オイルランプなど素敵な道具を色々と作られています。

今回入荷したのはフライパンと鍋敷きですが、先々はもっといろいろな作品もお願いしたいところです。

では、さっそく今回入荷の作品をご紹介。

まずは、2~3名のご家族のメイン用にちょうど良いサイズの片手パン。

羽生直記の鉄ハンドルフライパンL

鉄ハンドル フライパン(L)

径が25cmほどの取っ手が鉄タイプの片手フライパンです。

昨年の「灯しびとの集い」で出逢い、一目惚れして購入したのがこちら。

朝は卵料理やウィンナー、夜はメインの焼き物・炒め物、時には煮びたしなど、とにかくほぼ毎日活躍してくれているこちらのフライパン。

今ではすっかり油もなじんで、焦げ付きのストレスを感じることなく料理を楽しめています。

全体的に黒っぽい色になってきていて、うつわでいう「育っている」感じがまた嬉しく思うのです。

サイズ違いのSサイズもありますよ。

羽生直記の鉄ハンドルフライパンS

鉄ハンドル フライパン(S)

径がおよそ18cmのSサイズは、お1人用の朝食のおかずやちょっと一品、お弁当のおかずなどに良いサイズ。

続いて、可愛らしい丸い取っ手が印象的な両手パンは、SSとMの2サイズ。

羽生直記の両手パン(M・50mm)

両手パン(M・50㎜)

径が22cmほど、高さが5.5cmほどのMサイズは、揚げ物にもピッタリのサイズ。
オーブンもご使用いただけますので、調理してそのまま食卓に並べるとまた素敵です。

ちなみにMサイズは、底の形状が角っとした「角あり」と、なめらかなカーブの「角丸型」があります。
(※画像は「角丸型」です)
使い勝手はそこまで大きく変わらないと思いますが、見た目の印象が変わってきますね。

「角あり」の方がかたちがしっかり見え、しまった印象。
お好みで選んでいただけたらと思います。

羽生直記の両手パン(SS・30mm)

両手パン(SS・30㎜)

角っとしたフォルムに、丸い取っ手が素敵にマッチしたSサイズは、ドリアや煮込みハンバーグなどのオーブン料理にもぴったり。
アヒージョなどの一品用にもちょうど良いサイズです。

最後にご紹介するのは、羽生直記さんのデザインセンスが溢れている「なべしき」。

足含めた径が14cmほどの小サイズと、16cmほどの大サイズの2サイズで入荷しています。

羽生直記のなべしき(小)

なべしき(小)

羽生直記のなべしき(大)

なべしき(大)

デザイン性、利便性を兼ね備えた二重構造の鍋敷き。
外側の円からスッと伸びる三本足がまた可愛らしいのです。

足の先は、12角のナットを溶着してあるのですが、この足もなんだか絶妙な感じ。

羽生直記さんの作品すべてに共通して言えることですが、細部まで丁寧になめらかに仕上げられています。
鉄という素材だからこそ、安心して使ってほしいとの思いからだそうですが、使い手への細かな配慮と優しさを感じずにはいれません。

また、もうひとつ羽生直記さんの気遣いとこだわりの詰まった部分があります。

羽生直記さんのフライパン 取っ手の付け根

【取っ手の付け根】

どのフライパンも共通してるのですが、本体と取っ手が別々のパーツからできています。

それぞれ別に制作し、穴をあけて釘のようなパーツでつなげ、内側の先をつぶしてしっかり固定しています。
このひと手間によって、取っ手に熱が伝わりにくくなり、片手のフライパンは取っ手が熱くなることはありません。
(火力が強く、取っ手に直接火があたっている場合は熱くなることがありますのでご注意くださいね。)

両手パンは取っ手が短いのでどうしても熱くなってしまいますが、それでも一体型に比べると熱くなりにくくなっています。

すぐにダメになってしまうテフロンのフライパンに嫌気がさし、ずっと気になっていた鉄のフライパン。
でも、どれがいいのかもわからず、漠然とほしいなぁと思っていたところで出逢った羽生直記さんのフライパン。

木をうまく取り入れた、とっても素敵な展示に吸い込まれるように立ち寄ったブースが羽生直記さんのブースでした。

これは、夫には共感してもらえなかった私個人の印象なのですが…
羽生直記さんの作品は、鉄なのに柔らかい印象を受けたのです。

鉄らしさの中に、どこか優しさも感じたのは、どこまでもなめらかなフォルムのおかげか。
それとも、柔らかい物腰の中にも芯の強さを感じさせる「自然体」という言葉がぴったりな羽生直記さんのお人柄の印象の強さか。

先月、改めて作品の事や羽生直記さんご本人のことを色々伺いたいと、はるばる京都から埼玉の工房までおじゃましてきました。
当然、日帰りでは無理なので、家族総出で出掛けたのですが、快く迎え入れてくださり、たくさんのお話を聞かせてくださいました。

帰り際には、いくつかの金属の素材を使ってちょっとした「遊び」を子どもたちにみせてくれて。

その時のことはまた改めてご紹介したいと思いますが、そんな素敵なお人柄の羽生直記さんの作品たち。
どこまでも使い手の事を考え、日々の暮らしにそっと寄り添い、生活を豊かにしてくれる素敵な「道具」たちです。

今回は少しずつの入荷ですが、ぜひこの機会にご覧になってみてくださいね。

以下、羽生直記さんの作品の入荷リストです。

羽生直記さんの作品の入荷リスト

  • 鉄ハンドルフライパン(L)
  • 鉄ハンドルフライパン(S)
  • 両手パン(M・50㎜)
  • 両手パン(SS・30㎜)
  • なべしき(小)
  • なべしき(大)

今月は色々と入荷がありそうです。
夏季休業もいただき、色々とお待たせしてしまうこともあるかと思いますが、またお知らせをお楽しみにお待ちくださいね。

flatto(フラット)店主の歩未でした!